まずは、市販の妊娠検査薬をドラッグストアなどで購入し、検査してみましょう。妊娠検査薬は、生理予定日の1週間後から使用できます。検査のタイミングが早すぎると、妊娠していても陰性となる場合がありますので注意してください。
妊娠検査薬で陽性が出た場合は、できるだけ早めに当院へご相談ください。当院でも妊娠検査薬を使用し、超音波検査によって子宮内に胎嚢(赤ちゃんのいる袋)や赤ちゃんの心拍を確認します。
なお、妊娠検査薬が陽性であっても、胎嚢が確認できない場合は「異所性妊娠」である可能性があります。また胎嚢が確認できても「流産」の可能性があります。「流産」となる頻度は約15%とされています。
1回の診察だけでは、正常妊娠の診断が確定できない場合もあります。そのため、異所性妊娠や流産の可能性を判断するため、定期的に複数回の診察を行い、超音波検査に加え、妊娠時に分泌されるhCGというホルモンの値を採血で測定することもあります。詳しくは来院時に院長が説明いたします。
また、下腹部痛や不正性器出血がある場合は、次回の受診を待たずに早めにご相談ください。